こんばんは、塗道元です。
見積りを出された時、外壁や屋根は分かるけど他の名称がどこの部分なのかわからない・・
そんな声が多くあります。
雨樋や雨戸はなんとなく分かるけど、破風?鼻隠し?帯?って一体どこの部分?
わからない専門用語ばかりだと見てるだけで疲れてしまいますよね汗
こちらのコラムでは塗装工事における部位の名称をお伝えしますのでぜひ塗り替えをご検討の際にお役立てくださいね。
1.大屋根(おおやね)

大屋根は読んで字の如く一番上の屋根の事をいいます。
瓦やカラーベスト、アスファルトシングル、スレート、金属屋根等の様々な屋根材があります。
また、屋根ではなく、屋上になっている場合は、陸屋根と呼びます。
陸屋根の場合は、塗装ではなく、防水工事となります。
2.下屋根(げやね)

下屋根は1階天井あたりに付いている屋根のことを言います。
2階部分よりも1階部分の外壁が外に出ている場合下屋根が設置されています。
3.外壁(がいへき)

外壁はご存知の通りお家の壁の部分ですね。
モルタル系やサイディング、トタン、漆喰、焼き板とたくさんの壁材がありますね。
軒天(のきてん)

軒天とは、屋根の先端(外壁から出ている)箇所の下から見える部分になります。
モルタル外壁の場合、軒天もモルタルで塗られている事が多い為、見積書では外壁として含まれます。
また、和風建築の場合は木材の場合が多く、洋風の場合はボード(ケイ酸カルシウム板)で施工されている事が多いです。
付帯部(ふたいぶ)
付帯部とは、主に外壁に設置されている付属品の事を指します。
部位や物によって変わりますので一つずつ紹介していきますね。
破風(はふ)


破風とは屋根の妻側(三角になっている部分)にある、軒天の前面部分を指します。
モルタルの場合外壁部分として含まれることがあります。
また、木材や漆喰、ボードや金属で施工されていることがほとんどです。
鼻隠し(はなかくし)

鼻隠しとは、軒先にある横に通った樋の後ろにある垂木を隠すためのものです。
主に木材や金属、ボードで施工されています。
モルタルで施工されている場合外壁として含まれることがあります。
雨樋(あまどい)

雨樋とは、屋根から流れる雨水を軒先で受け止め、地上へと排水する為の設備です。
軒先に取り付けてあるものを軒樋(のきどい)または横樋(よこどい)
壁に沿って取り付けてあるものを竪樋(たてどい)と呼びます。
雨戸(あまど)

雨戸とは、窓の外側に取り付けられているもので、台風時の窓の割れや不審者の侵入を防ぐ他、目隠しの役割を果たします。
雨戸受け(あまどうけ)/戸袋(とぶくろ)

雨戸受けとは雨戸を収納する設備を指します。
窓の左側上下にコの字のレールが取り付けられ、雨戸を開けた際、そこに収納出来るようになっています。
また、収納した雨戸を見せないように箱になっているものを戸袋と呼びます。

シャッター/シャッターBOX

シャッターとは雨戸と同じく台風時の窓の割れや不審者の侵入を防ぐ他、目隠しの役割を果たします。
鎧戸とも呼ばれ、シャッターを収納する為の上部に取り付けられているものをシャッターBOXと呼びます。
庇(ひさし)

庇とは、窓や玄関、勝手口などに取り付けられている小さな屋根のようなものを指します。
主に鉄でできていますが、ステレスや銅でできているものもあり、その場合は塗装は不可となります。
庇の他にも小庇(こびさし)や霧よけ(きりよけ)と呼ばれることもあります。
帯(おび)

帯とは、お家の1階と2階の間に取り付けられているものでボードや金属、樹脂系で施工されています。
モール、幕板と呼ばれることもあります。
水切り(みずきり)

水切りとは、外壁下部に取り付けられている金属製の設備で壁をつたって流れ落ちた雨水が外壁材内部へ侵入するのを防ぎます。
基礎部分に取り付けられているものを土台水切りと呼びます。
換気口(かんきこう)

お家内部の空気を入れけるための設備です。
鉄や樹脂製品が多く、塗装に含まれますがステンレスや銅の場合は塗装は不可となります。
最後に
いかがでしょうか。
一般的に多くある部位の名称を中心にご紹介しました。
お家を見るときの参考にしてみてくださいね。
また、名称を覚えておくとお見積書を見るときにわかりやすくなりますよ♪
塗道元は、神戸市西区を中心として活動をしているこの道20年の外壁塗装・屋根塗装の専門家集団のお店ですので、よろしければ、以下から調査診断をお申込みください。もちろん無料です。
