こんにちは。塗道元の高橋です。
たまに「そもそも塗装って必要なの」という疑問を頂きますが、結論からいうと必要です!
では、さっそくですが、モルタル壁とサイディング壁で、それぞれなぜ外壁塗装が必要なのかを見ていきましょうね。
1.モルタル壁の外壁塗装が必要な理由。
まずモルタル壁の外壁塗装が必要な理由について学びましょう。
まず、築30年~40年以上の住宅で多くみられるモルタル壁の構造は以下の図ようになっています。
このようなモルタル系の外壁は揺れに弱く、その揺れを逃すクッション材がないためひび割れが発生しやすくなり、そのひび割れを放置しているとさらに割れが広がり外壁の欠落や下地の腐食にもつながります。
そのため、シーリング補修や外壁塗装をすることが必要なのです。
2.「サイディング外壁」の外壁塗装が必要な理由
次に、「サイディング壁」の外壁塗装が必要な理由を学びましょうね。
まず、サイディング壁の構造は、以下の図のようになっています。
サイディングの場合、外壁材の繋ぎ目にはシーリング材が充填されています。これにより、日々に発生する小さな揺れを緩衝し、お家を守っています。
しかし、経年劣化で、シーリング材が痩せたり固くなったりすると、日々の小さな揺れや地震などに追従できず、外壁の割れや浮きにもつながります。
そのため、シーリング材の劣化の時期に合わせて、外壁の補修も行っていく必要性があるのが、サイディング壁なのです。
サイディング壁で外壁塗装をしない場合の未来…
このような補修をしないとどうなるかと言いますと。シーリング材の劣化部分や割れた部分からサイディング内部に雨水が入ってきてしまいます。その結果、サイディング壁の浮きが発生したり、外壁材同士がぶつかり合い大きな亀裂に繫がっていったりしてしまいます。
もちろん、シーリングが劣化したからといってすぐに起きてしまうということではありませんが、補修をしないことで、確実に劣化は進み、20年、30年経過した時には明確な差になってしまうのです。いずれ内部の錆や腐食の原因を作り、気付いた時には修繕工事だけで大きな費用がかかってしまうこともあります。
そうならないためにも、サイディング壁の外壁塗装は必要なのです。
では、どのように外壁塗装・メンテナンスをしたらいいの?
上記をお読みいただき、モルタル壁の場合にも、サイディング壁の場合にも、外壁塗装をしなけばいけない理由がお分かりいただけたかと思います。
では、どのように外壁塗装・補修をしたら良いのかと思われることと思いますが、現実的には、以下の要素で変わります。
①お家の劣化状況
②これから先どのようなライフスタイル・家族構成・家庭生活をお考えなのか?
③予算面
④その他、お客様のご希望(屋根や外壁のデザイン変更など)
そのため、一概には言いづらい点がありますので、一度、近い将来、まずは、専門家に調査診断を依頼して、お家を見てもらうことをおすすめいたします。
塗道元は、神戸市西区を中心として活動をしているこの道20年の外壁塗装・屋根工事の専門家集団のお店ですので、よろしければ、以下から調査診断をお申込みください。もちろん無料です。