[サイディング外壁]塗料だけではない!?シーリングにも選ぶべきポイントはあった!

シーリングと聞くと、窓や壁の隙間に入っているゴムみたいなもの、というイメージしか湧かないかもしれません。

実は、シーリング材はお家の揺れや雨からも守る重要な役割を担っています。

そんなシーリング材にも塗料と同じくグレードや塗料に合わせた選び方などがあります。

今回はサイディング外壁のシーリングについて、選ぶべきポイントや、おすすめのシーリング材をご紹介いたします。

そもそもシーリングって何?

シーリングとは、サイディング外壁材同士の繋ぎ目に充填されているもので、ゴムのように伸び縮みする事で日々の建物の揺れを吸収し、外壁材の内部に雨水が入らないように防水の役割もあります。

シーリングにもグレードがある

シーリングにもアクリル・ウレタン・シリコン・変性シリコンとさまざまな種類がありますが、
サイディング外壁に使用されている一般的なシーリング材は主にウレタンか変性シリコンです。

ウレタンシーリングとは・・肉もちも良く塗料との密着性もいいが耐候性が弱いため
             化粧打ち(上から塗装を施さない工法)には向いていません。

変性シリコンシーリングとは・・上から塗装できるシリコンシーリングで耐候性が良く、
               化粧打ちもできるがウレタンに比べ肉もちや塗料
               との密着が若干落ちる

基本どちらも上から塗装できるので、絶対にこっちでないといけない!というのはありませんが、上から塗装するのであれば肉持ちや密着の良いウレタンの方が望ましいです。

シーリング材は塗料の真逆だった?!

塗料の場合、ウレタンよりシリコンの方がグレードが高いですが、
シーリングの場合、シリコンよりもウレタンの方が高級とされています。

それは、ウレタンの方が伸縮性や疲労試験等、全てにおいて優れていると言われているからです。

又、塗料では缶から出してそのまま使える1液タイプよりも硬化剤を混ぜて使う2液タイプの方が強いですが、シーリングの場合2液タイプよりも1液タイプの方が強いのです。

もっというと塗料は乾燥すると、塗りたての時に比べ色が濃くなりますが、
シーリングの場合は、乾燥すると色が薄くなります。

このことからもシーリングに関しては塗料と同じように考えてはいけないということがわかりますね。

今は費用も抑えつつも質の良いシーリング材もある

今までの一般的なシーリング材は6年から8年程度で劣化症状が発生してきていましたが、
最近では、15年以上の耐久性があるシーリング材も出てきています。

それがオート化学工業の「オートン」とプレミアムペイントの「ダイアモンドZ]です。

これらはウレタンシーリングでありながら高耐候性・高耐久性なのが特徴です。

耐久年数として、オートンは10年〜15年

更に上のグレードであるオートンイクシードやダイアモンドZは15年〜20年の耐久性があります。

まとめ

塗り替えをする時は塗料のグレードにだけ意識が向いてしまうものですが、シーリングにも目を向け、塗料に合った正しいシーリング材を選びましょう。

① シーリングにはグレードがあり、変性シリコンよりウレタンの方が優れている

② 耐久性も高くリーズナブルのオートンがおすすめ

③15年以上の耐候性がある塗料で塗り替える場合はシーリングも15年以上のものを
  選ぶ

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