最近このようなご質問を頂くことが増えました。
色もさることながら、塗料のグレードにも悩まれる方もいらっしゃいますのでこちらのコラムでは良い塗料を使えば長持ちするのか?について解説していきますね。
良い塗料を使うことだけが長持ちにつながるわけではありません
結論から言ってしまうと、良い塗料を使うだけで長持ちをするわけではありません。
丈夫な下地作りをしてこそ仕上げ塗り塗料の効果を最大限発揮でき、長持ちするものだと心得ておきましょう。
下地作りとは何か
長持ちの秘訣はどれだけ丈夫な下地作りをするかにかかってきます。
細かく分けると下地作りとは
下地処理・・ケレンや高圧洗浄、クラック処理をして塗装できる状態にする
下塗り・・外壁1回目の塗装。下地と仕上げ塗りとの密着を高める塗料を使用します。
上記の二つを総称して下地作りと呼びます。
下地作りをおろそかにするとどんなことが起きるの?
下地作りをおろそかにするとどんなことが起きるのか・・
例えば、下地処理であれば蓄積された汚れや脆弱な旧塗膜または錆を落とし、下地を整えるという役割がありますが、これをせずに塗装をした場合、密着不良を起こし剥がれや早期劣化の原因となります。
また、密着向上や吸い込み止め、クラック予防など様々な効果がある下塗りも計量器を使い調合を正確にし、丁寧に隅々まで塗装しなければこちらもまた剥がれや早期劣化に繋がります。
更には下塗りの選定を間違えたりもすると膨れや剥がれの原因となります。
実は塗装とお化粧は似ています
女性がお化粧をする時、まずは下地作りからしますよね。
この下地作りをしなかったり、おろそかにすると、上からどんな高級な仕上げをしても化粧のノリが悪かったり、化粧崩れの原因となるかと思います。
塗装も同じで下地処理に手を抜くと上記のような不具合が出てきてしまうのです。
専門用語や塗料等たくさん書いて難しいと感じられるかも知れませんが
女性の方は特に塗装はお化粧と似たようなものと思っていただければ塗装においてのいい工事のイメージをしやすくなるのではないでしょうか♪
長持ちの基本は下地作り
フッ素や無機のような高耐久塗料も正しく丈夫な下地作りをしてこそその効果を最大限発揮できるものと考えましょう。
逆に言えばどれだけいい塗料を使っても下地作りが悪ければ長持ちはしません。
プロへ相談をする際は、どんな工程をするのか、なぜその工程が必要なのかを聞くことがいい工事へとつながります。
10年に1度の塗り替え工事ですから、遠慮せず気になることは必ず聞きましょう。
塗道元は、神戸市西区を中心として活動をしているこの道20年の外壁塗装・屋根塗装の専門家集団のお店ですので、よろしければ、以下から調査診断をお申込みください。もちろん無料です。






塗料といえばシリコンとかフッ素とか色々あるけどどれが長持ちするの?